無住心言術道場第23回

無住心言術道場第23回「まず、生成AIと呼ばれる大規模言語モデルにはプロンプト・エンジニアリングの存在が、現在の段階では存在する。この前提から、日本の学習指導要領と呼ばれる学習カリキュラムと大規模言語モデルの使い方の教員向けと学生向けの説明」。針屋忠道、決して怠けては居ませんが。1日が24時間しかないため、進捗が遅れている企画も多くあります。今回も、無住心剣術の精神で針屋忠道、突貫します。
 私が、老婆心で、延々と、Facebookの連載と、「地域創生」「日本創生」などの針屋書店の電子書籍で出版予定の学術パンフレットの中で、生成AIを学習に使う事を勧めてきました。
 理由は、現在の生成AIのIQが、条件が悪い場合IQ110とか、条件が良ければIQ130などと、最近の研究では言われています。
 具体的には、この知識量が多く、IQが高い、大規模言語モデルの生成AIは、疲れを知らない理由から、自身の勉強を手伝って貰う目的で使う事には最適です。
 ですが、日本の教員は、基本的には帰納法型の積み上げ型の教育を受けているため、コンピュータ科学の従来の教育法の段階を経ずに、生成AIを教える事に不安感が強い人達も多いと思います。
 この場合。日本の教員も、学生も、日本の文部科学省の学習指導要領から逸脱しない考え方が考えられます。学習指導要領の範囲を越えて勉強した場合。現在の日本の大学入試制度では、通用しない場合が多いと考えられます。
 歴史好きで、世界史の中で中国の三国志の時代や、日本史の中で日本の幕末などに詳しくても、大学入試では意味が無い場合が多いです。全体的な歴史の流れを知っている事が基本だと思います。
 最近は日本の学習指導要領も大きな変化があったようです。
 統計学で使われる、正規分布などが、高等学校の数学に入ってきているようです。
 生成AIも統計学から発展しているため、正規分布が、重要な事は間違いありません。
 では、本題に行きましょう。
 1、教員向けの大規模言語モデルの生成AIの使い方。
 基本的には、教員は、学習進度が異なる、学生を対象に、チョークとトークで教えるスタイルが昔からの方法です。今回は、電子教科書などの方法は論じず、生成AIの使い方に焦点を当てます。生成AIを教員が、生徒の学力を上げる目的で使う場合。簡単に説明すれば。プロンプトエンジニアリングを、教員は理解する必要があると考えられます。
 ビビらなくても結構です。具体的には、生成AIに質問する際に、できるだけ最良の結果を得るための、文章の書き方です。このプロンプトエンジニアリングのテキストは、紙媒体の書籍として日本では何冊も販売されています。
 生成AIに教員が質問するカテゴリーを上位から木構造で示すと。
 1-1、教え方自体を各科目、教科で生成AIに質問する。
 1-2、各教科で、生成AIとは別に、文部科学省や、教育学の研究者が蓄積している、統計的なデータから。学生が苦手とする、点数の悪い分野などの、教え方自体を生成AIに質問する。
 1-3、学習が苦手な生徒が、学習に興味を持つ、教え方自体を生成AIに質問する。
 などが考えられます。
 2、学生向けの大規模言語モデル生成AIの使い方。
 学生は、日本では、学歴社会である理由から、できるだけ、日本の文部科学省の学習指導要領から逸脱しないことに気をつけるべきだと思います。経験者は語るです。
 この原則は、学生時代以降の成人でも同じです。世の中の知識の大部分は、日本の文部科学省の学習指導要領の学習内容から発展していきます。科学史などの、学問の発展を勉強すると、大体、なんとなく判ります。ですが、日本の文部科学省の学習指導要領のカリキュラムは、暗記前提の部分も含まれるため、面白みが無い場合も多いと思います。
 ですが、大学以降の高等教育では、日本の文部科学省の学習指導要領の内容の使い方が面白くなるため、基礎である事を覚えておくと良いです。
 私も、現在も、日本の文部科学省の学習指導要領の穴埋めをしている最中ですが。
 2-1、日本の文部科学省の学習指導要領が示す範囲内の、カリキュラムの内容を理解するために、生成AIに質問する。
 2-2、自身の知識欲で、知りたいことを日本の文部科学省の学習指導要領の範囲を越えて、生成AIに質問する場合です。この場合、大学入試の点数に直結しない場合が多いので気をつけましょう。
 最後に注意点です。大規模言語モデルの生成AIにはハルシネーションという現象があります。間違いをもっともらしく回答する現象がハルシネーションという現象です。人間でも知ったかぶりをする人が居たり、あやふやな知識での説明を行う場合があるので、不思議な現象ではありません。あと、生成AIが、質問した人間がヤバイ奴だと考えた場合に、質問の回答が起きない場合と、内容を、すり替える現象もあります。
 では、今日は、この辺りで、筆を置きましょう。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: