無住心言術道場第25回

無住心言術道場第25回「生成AIを使って学力の壁を打ち破り、自由を得る実践的な方法の英語と外国語編」今回も、無住心剣術の精神で針屋忠道、突貫します。
 まず、日本人が、英語やフランス語、ドイツ語などの外国語を、高等教育である大学以降で学んでいると聞くと、ビビる人達も多いと思います。
 語学に関しては、習得能力に関しては、個人差のバラツキが大きいと考えられます。キリスト教では、聖書で異言を話す人が出てきます。
 ですが、生成AIを使えば、簡単に、翻訳が、日本語から英語へ。日本語から中国語(北京語)へ翻訳してもらえます。
 これは、言語の壁を打ち破る事を可能にし、英語が苦手で、英語圏の外国人とのコミュニケーションを諦めている人達には福音です。
 基本的なテクニックとしては、生成AIの使用以外に、GoogleのブラウザーであるGoogle Chromeを使って、代表的な言語のホームページを自動的に日本語に翻訳して読む方法があります。
 今回のテーマは、生成AIを使って、英語や中国語への翻訳をする、方法です。
 ですが、自分で書いた日本語の文章を生成AIで英語に翻訳した場合に、間違いが起きる可能性の不安が在ると思います。
 大規模言語モデルの生成AIにはハルシネーションという現象があります。
 ですが、単純なテクニックで、自分で作った日本語の文章を、生成AIに翻訳して貰った後のチェックの仕方があります。
 1、自分で作った日本語の文章を生成AIに英語へ翻訳して貰う。
 2、生成AIが翻訳した英語の文章を、コピーアンドペーストで、ボックスに貼り付けて、続けて「この英語の文章を日本語に翻訳してください。」と、書いて、生成AIに再び日本語に翻訳して貰う。
 この単純な作業で、生成AIが日本語から翻訳した英語の文章を、更に日本語に戻す形で翻訳することでチェックが出来ます。
 日本語に翻訳された、生成AIが翻訳した英語の文章に、間違いや、言い回しの違いが出てきます。
 この場合、修正をする作業が必要です。
 私が、針屋書店のファンタジー小説「情熱のアッパカパー要塞」の販促動画の英語の字幕を作る際に、生成AIの翻訳で、意図した意味が伝わらずに翻訳されている場合も結構ありました。
 一番難渋したのが、「モンスターサーカス」のテロップです。私の日本語の文章が悪かった事も大きいと思いますが。ワールワルズ団長のクローン人間の娘達の表現で、生成AIが混乱していました。
 ですが、細部の微調整には、やはり、英語の勉強は必要だと思います。
 私の経験では、「セレクト70英語構文」文英堂の丸暗記は必須です。出来る人は、小学生ぐらいから始めた方が良いと思います。
 英語のネイティブでは無い、日本人の「学校英語」と揶揄される英語は、言語学的に考えれば、英語の日本での方言です。
 ですが、私が、生成AIを使って、失敗を繰り返したり、生成AIの翻訳が自身の意図と違うことに気がつく能力は、やはり、「セレクト70英語構文」文英堂の丸暗記で培った能力です。
 生成AIの登場以降の時代である現在では、生成AIの助けを借りて英語や中国語などの外国語を勉強していく方法が確立していく時代だと考えられます。
 電卓やパソコンを使えば、五桁の計算も、簡単です。百桁でも可能です。この様な桁数の計算をできる能力を、超天才フォン・ノイマンの様に持っていなくても、機械の力で計算できます。
 同様に、英語や中国語などの外国語が出来なくても、翻訳する能力は生成AIの助けを借りれば、持つことが出来ます。
 これが時代の変化であり、科学技術の発展です。その恩恵を享受する事が必要だと考えられます。
 では、今日は、この辺りで、筆を置きましょう。


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