無住心言術道場第26回

無住心言術道場第26回「白人が白人の物語を作る自然性と、社会学的な現象としてのポリコレと、ゲーム理論的なパイの面積のパーセンテージで行われるキャラクターの奪い合いの否定」今回も、難題ですが、恐れず怯まず、無住心剣術の精神で針屋忠道、突貫します。
 現在、世界は、伝統の否定を行う結果、文化という物が、一見科学的と思われる、様々な、2025年的な道徳的規範が、暗黙の了解の形で、混乱している社会現象の形で世界中が覆われています。
 前に、取り上げた、家族制度が機能せず、崩壊に向かう悪い流れも、この混乱している社会現象に含まれます。
 現在、ポリコレと日本では呼ばれる、ポリティカルコレクトネスという、中立性を目指す、社会的な運動が、世界では、道徳的だと考えられていますが。
 白人は、白人が主人公の物語を作るべきだと私は考えます。
 同様に黒人が、黒人の主人公の物語を作ることは不自然ではありません。
 キリスト教徒が、キリスト教的な、キリスト教の正しさの物語を作ることは不自然では無いと考えます。
 今回は詳述しませんが、東洋人のキリスト教は、仏教の、弥勒菩薩信仰や、浄土思想の考えが含まれている可能性が濃厚です。仏教徒の立場から見れば、仏教にユダヤ・キリスト教が与えた影響と捉えることも考えられます。
 基本的には、ゲーム理論的な、一定のパイの面積で表される、利得の奪いに終始する現状が問題です。
 白人が主人公の物語を否定して、黒人が主人公の物語を作ると、物語の文化のパーセンテージが、一定の利得の中で変化します。
 この考え方が良くありません。と、考えられます。
 私は黒人の文化は否定しません。音楽生成AIのSUNOに作って貰った、「ドゲッサーとの激闘」の音楽は、ラップの歌詞の作り方をモチーフにしています。ですが、このラップの歌詞の元になっているのは、ヨーロッパで発達した、吟遊詩人の英雄の伝説を扱った歌曲と、アフリカ的な民族的な英雄を讃える音楽が融合している形式と考える事が出来ます。
 現在、黒人が怒りを持っていることは理解しています。それは、日本人も含めたアジア人も同じです。インドの文化圏の人達や、イスラム文化圏の人達も怒りを持っています。
 ですが、白人が、帝国主義で、植民地を作っていた時代は、他の文化圏の人種や、民族の人達は、科学が無い理由から、もっと悪い社会を形成していました。
 日本でも外国人が江戸時代の写真を残していますが。斬首刑や獄門などの悲惨な刑罰が、現代的な価値基準とは別に日本でも存在していました。
 構造主義社会学を用いて説明を行う事は簡単ですが。記号論を知らない人には意味不明であるイミフな内容になるため。今回は用いません。
 具体的には、白人の文化は、白人が、主人公の物語を作るべきだと考えられます。 
 言うまでも無く、白人の男性が主人公の物語だけでなく、白人の女性が主人公の物語を作ることも含めてです。
 それは、黒人の男性が主人公の物語だけで無く、黒人の女性が主人公の物語も含めてです。
 日本人の場合は、過剰に日本人が主人公の物語を量産していますが。これは、天才漫画家にして天才アニメ作家である、故人となった手塚治の偉大さです。
 ですが、クリエーターで在る、アニメ作家に利益が出にくい構造的な問題を抱えていますが。生成AIを使えば、アニメーションの作成は、今後簡単になり、少人数で高いクオリティの作品が作れると考えられます。クリエーターに利益が還元される形での収益構造の変化が生じると考えられます。
 では、今日は、この辺りで、筆を置きましょう。
 


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